目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2015年3月23日月曜日

明けの明星、宵の明星

「明けの明星、宵の明星」という表現を聞いたことのある方は大勢いらっしゃるだろうが、その意味を把握しているのは何%ぐらい?ヒントを挙げよう。その「明星」という場所には一日の方が一年より長い。へ~?そんな場所あるの?と不思議に思うしかないよね。でも、我々みんなの近くに、まぁ割と近くにはあるよー、それ。何だろう・・・

はい、無論、我々の太陽系の第二の惑星である金星だ。金星は実に不思議な惑星。地球は一日に一回自転し、太陽を周るのに365日間、つまり1年は掛かる。しかし金星の自転周期はなんと(地球の時間を使うなら)243日(!)も掛かるのに、太陽を周る日数(公転周期)は224日しか掛からない。もっと詳しいことに関してはここをクリックしましょう。

さてでも何で一体金星にはこんな名称が付いたんだろうか。説明は簡単。金星は地球と太陽の間に太陽を周っている惑星である。地球から見れば、金星が太陽を周っている間に200日間ぐらい、夕方、太陽が沈んでから見える。それから数十日間見えなくなってから、今度は明け方にまた200日間前後、太陽が昇る前に空に見えるからだ、それだけ・・・。ところで、金星は地球から必ず、殆ど三日月形でしか見えない、実は・・・。金星は空で、勿論月の次に一番明るい天体となっている。肉眼ではその形が分からないが、望遠鏡を使ったら形が見えて唖然とするよ~。

とにかく、昨日の夕方、ドイツで珍しく晴れてて、次の写真を撮るのに成功した。

三日月の上弦の月と右上に綺麗に金星が見えている。かなり速く地球を周っている月が今夜までにもっと右上までに移動するから、金星と重なり合うか、金星の位置よりも先に進む(通過する)かは楽しみ。天文学のファンの中には、こういう現象はいつも非常に話題になっている。重なるか、一緒に一つの画像に撮れるかとか・・・。僕は上記の写真を夕べ、写真機ではなく、ビデオカメラで撮影した。写真機では上手く焦点を合わせられなかったし、ズームも上手く調整できなかった。ビデオカメラで撮影し、いつものビデオ編集ソフトで「一枚のコマだけをjpgに」という機能を使い、写真に収めた。

写真を見ればすぐ分かる。三日月の月では、周りの(暗い)部分がまだ微かに映っている。今夜もまだ大丈夫かもしれないが、上弦が進めば進むほど明るくなり、肉眼では暗い所は見えなくなる。

天文学は本当に面白いよ~。まぁ、近い内にまた続きを載せるね・・・

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