目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2015年3月18日水曜日

ルフトスト

飛行機のパイロット、特に機長の責任が重い。機種によって運んでいる乗客の人数も5~6百人を超える場合がある。それなりに精神的なプレッシャーはかなり高いだろう。それを認めよう。但し、電車の運転手の責任はパイロットと比べてそんなに低いだろうか。結局、電車一本にだって数百人乗っていることあるだろう?それなのに電車の運転手の給料はパイロットの5分の一に過ぎないのは妥当?



「コックピット」というドイツのパイロット労働組合は今日また(ここ一年で10回目かな)ストライクを起こしている。ルフトハンザは今日1400個の飛行を予定していたが、その内750個が欠航になり、8万人の乗客は飛ばずに、自分の用事を済まずに「地面に閉じ込められる」ことになる。

ルフトハンザの若きパイロットの新入社員としての年収は、幾つかのボーナスも入れて1000千万円ぐらい。年取れば取るほど毎年の様に上がって、最終的に約3000万円で止まる。そして今現在でも有効である、労働組合とルフトハンザとの間の規定ではパイロット達はは55才で「早期定年」が出来る。早期定年というのは一体どういうことかとういうと、55才から、国民年金が下りる65才までにパイロット達はルフトハンザから毎年約1700万円をもらい続ける。それは言うまでもなく、仕事せずに・・・、だよ~。

55才から「ハイライフ」を続けたがっているルフトハンザのパイロット達
しかしこんなに良い待遇をずっと確保するのが今の激しい国際競争に置かれているルフトハンザにも大変になりつつあるので、ルフトハンザはその「早期定年」の規定を将来採用されるパイロット達にはもう該当させたくないと表明した。中期的にその「55才」の規定を「60才」に上げ、それに早期定年にしては膨大な年俸である1700万円もカットしたいとも言っている。我々一般人はそれを聞いても「ああ、将来のパイロット達、可愛そう、寄付金を集めようじゃ」という風に同情できないのは、僕の意見だけなんじゃないよね・・・。

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2 件のコメント:

  1. そういえば、今回、フランスの山中に墜落したGERMAN WINGSってルフトハンザの
    子会社ですよね。副操縦士がわざと墜落させた・・つまり自殺の疑いが出ていますが。

    親会社ルフトハンザが超高給の分、子会社のジャーマンウィングスは薄給で、親会社で
    切られたパイロットがいくところ・・・と思っていたらそうでもなく、別にどちらで勤務しようが
    いい・・みたいですし、何が不満で150人道連れに自殺を考えたのか??

    それにしてもルフトハンザのトップ、記者会見見ましたけど絶対に謝らないですね。
    やり方も変える気はない・・ときっぱり。それとも、日本人がホイホイ簡単に謝りすぎるのか?

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  2. 日本でも、機長が、航空機を操縦中に精神病で異常行動を起こし、乗客・乗員24名が死亡、
    149名が重軽傷を負った航空機墜落事故がありました。 1982年2月9日、当時の日本航空、
    福岡発東京行350便、DC-8-61型機(機体番号JA8061)が羽田空港沖に墜落した事故です。
    一般的に日航羽田沖墜落事故、羽田沖事故、日航逆噴射事故と呼ばれています。

    ↓ 詳細は、Wikipedia をご覧下さい。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA350%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

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