うわー、多い

今年の「一時帰国」の時、泊まった場所以外に一番多く足を運んだのが、不可欠の新宿の他に、なぜか銀座、有楽町の周辺だった。歌舞伎座を初めて見たのがもう30年前のことなのに、今年は初めて入って芝居を見た。半沢直樹に出ていた国税局、後金融庁の検査官の黒崎（片岡愛之助）はあいにく当月芝居で演じていなかったが（笑）、それでも楽しかったよ～。

昔、並木通りにあったドイツレストラン「ケテル」（僕は半年働いていた所）の建物の前に、27年振りに昔の同僚とあって、有楽町のイタリアンレストランで楽しい再会も祝っていた。あと昨日言った様に、ビックカメラで「うるさい経験」を再びして来たんだけど、品揃えが素晴らしくて、値段も妥当だし、欲しかった物も手に入ったから、それはそれでも良かった。

だが、今回は一つ特定な、今までこの強度で感じたことのないものが気になっていた。有楽町近辺、新橋でも、人によると池袋周辺でも、やたら中国人が多い。多い、多い、何だこりゃと思ったぐらい多かった。大型バスから降りて、免税店に入り込んで、なんとかの群れみたいに店内を占領し、物を買い捲る。なーぜ？と不思議に思う他ない。そんな店で売りに出ている品物ははっきり言って多くが中国製だろう？中国製でなくても日本企業はそれらをきっと輸出もしているんじゃない？なぜわざわざここまで来て、あんな物を見たことのない様に、又は今買わなければもう二度と手に入らないかの様に買い物をしなくてはならないのだろうか。中国で手に入らないのか？本当かよ・・・

よく見かける風景（写真の出展：こちらへ）

僕は中国語を少し勉強したことあるから、彼らが喋っている事の数パーセントは分かるからあれなんだけど、勉強したことのない方にとっては彼らの喋り振りはきっとかなりの耳障りになるんじゃないかと思う。店の人は売り上げで喜ぶかもしれないけど、回りの人はどう思うだろうか。だって、店外の道路も彼らが占めて通れないことになっているからね（笑）。あと、一体、中国人の大好物のでありそうな炊飯器はどうやって国へ持ち運ぶだろうか。郵便で送る？高すぎて、元が取れないだろう・・・。飛行機に荷物として預ける？かさばって、預けられるか？信じがたいなあ。いずれにせよ、彼らを見て唖然としちゃった。うわーーー、何でここでこんなに多いのって・・・

まあ、正直に一つ付け加えよう。バブル時代の日本人も少しそう思われていた。カメラを持って、何でも写真を撮って、空港の免税店に入って、品物の殆どを買い占めて店を出る。そんな風景は最近（ここ25年のこと）見かけないなぁ。時代が変わったのね・・・

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