目標達成は簡単そうだからではなく、難しいからこそ追求しよう! 大失敗を恐れない者だけが、偉大な事を成し遂げる。

2015年3月30日月曜日

2015年、EVSCのドイツ予選

一度このブログでテーマになったことがあるEVSC。60年ぐらい前からある、このヨーロッパの最大のソングコンテストに出る人を決めるのに各国には予選も行われる。誰が国の代表するか、どんな歌で、毎年の様に話題になる。5月末、本番の時にそれがヨーロッパだけでなく世界中にも放送されるので、笑い物にならないように予選を慎重にやらないと駄目だ。しかし、今年のドイツの予選には意外な出来事があった。


3週間前にドイツの予選がハノーバーで行われた。どうやって国の代表を決めるのが毎年の争いになるが、今年は視聴者が電話とメールで投票することになっていた。正直言って、その予選に出る人自身は誰がどういう基準で決めたかが分からないが、2013年末に、あるタレントショーで優勝を手に入れた歌手も入っていた。その人の声は凄いし、楽器にも親しみがある。ソングライターとしても少し活躍していたが、13年末のタレントショーではエルトン・ジョンの歌を歌っていた。

2014年中には彼はよくコンサートをやり、CDも売り出したからファンが増えた背景もある様で、今回のユーロピアン・ソング・コンテストのドイツの予選に出ていた。そして・・・、勝った!80%以上のボートで彼は圧勝し、2015年5月末にウイーンで行われるEVSCのドイツ代表として選ばれた!

ドイツ代表として選ばれたキュッマート氏
そこで誰もが可能だと思わなかった事が・・・。本人、アンドレアス・キュッマート氏は授賞式で手に入れたばかりの優勝を破棄し、2位の座を獲得した女性歌手に譲った。「今現在の心境では、とてもじゃないけど僕はどうもドイツの代表としてウイーンに行けそうにないよ」という弁明を付けながら退いた。言うまでもなく観客席からブーイングが上がって、ステージに乗っていた全員もそんな事を体験したことなかったから、困った顔をしていた。優勝を譲られた女の子も果たして
喜んだ方がいいのか悪いのかのことで結構迷っていた。

優勝しても行かないと言うんだったら、なぜ彼は最初からこの予選に出ることを拒否しなかったんだろうか。優勝したら、ウイーンの本番までは2ヵ月半以上の間はマスコミに圧倒されるのが目に見えており、それに耐えられないだろうというのが以前から知っていたはずなのでは。それぞれを理解できなかった人が多かったが、「正直でいいんじゃない」という風に彼の行動を褒める人も少なくなかった。

でも、僕は僕で、別のことで彼にならなくて良かったと思っている。
彼は小さくてデブで禿げで、仕方がない。彼は28歳で自分のお父さんの様に見えるのもしょうがない。声が凄いと言われているからじゃあ、歌手として活躍しても全然構わない、どうぞ・・・。
但し、体中に結構目立つ刺青がいっぱいある。上記の写真ではそれが微かにしか見えないが(ここをクリックすると、映像がもっと出る)、こういう格好でドイツの代表として、世界中で生放送される番組に出て欲しい??僕は「ノー」と言うね。変わりにウイーンに行くアンソフィーという女の子もシンガー・ソングライターらしくて、ルックスはかなり異なっている。

じゃあ、僕は外見で物事、特に人間の価値を決める?いいえ、無論そうではないが、もう一回繰り返す。自国の代表として世界の舞台に乗る人にもう少しまともな印象を与える人になって欲しい。ドイツではみんなこんな格好?、みんな刺青をしている?と思われるんじゃない?実際に人口の10%以上が既に刺青をしている。国内の若者がこの人を見たら「じゃあ、刺青はもう社会的に認められているね」と絶対思っている。それに世界の人々がそれを見たら、「へー?こんな人の多い国の車、精密機械とかを買うのが大丈夫なのかな?」と思うかもしれない。いやー、保守的だと言われてもいいから、みんながこんな印象を受けて欲しくない。従って、ノーだね。


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